1988-05-24 第112回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
これは性能的に、我が国が支援戦闘機、防空戦闘機として用い、かつ洋上から侵攻する艦艇等を阻止するために使う航空機としては能力不足であるということで、これを引き続き多量につくって維持するということでは、今後一九〇〇年代あるいは二十一世紀に入って用いるには余りにも性能が低過ぎるということで、今回アメリカのF16を改造するタイプのFSX、いわゆる支援戦闘機を開発して、これができ上がった段階で整備しようということで
これは性能的に、我が国が支援戦闘機、防空戦闘機として用い、かつ洋上から侵攻する艦艇等を阻止するために使う航空機としては能力不足であるということで、これを引き続き多量につくって維持するということでは、今後一九〇〇年代あるいは二十一世紀に入って用いるには余りにも性能が低過ぎるということで、今回アメリカのF16を改造するタイプのFSX、いわゆる支援戦闘機を開発して、これができ上がった段階で整備しようということで
と同時に、みずからの防衛のため、いわゆる防空戦闘機部隊とかそういったものもございます。 そういったものはそれなりの任務を果たしておるという前提で、なおかつそのままの状況で動かし得る兵力、つまり十分な準備を行わなくても草々の間に例えば日本なら日本の攻撃に使い得る軍事力、その程度の侵略というものが小規模侵略というようにお考えいただきたいと思います。
というような御質問ではないかというふうに私は受け取ったわけでございますが、このFSXというのは御承知のように日本の運用に合ったように、つまり対艦攻撃ができ対地攻撃あるいは防空戦闘機も兼ねるというような非常に多目的な形でつくられておりまして、この種航空機を必要とする国というのはございませんで、アメリカ自身がこの航空機を生産するという考えを持っていないということはまた事実でありますし、アメリカが今後F16
防空戦闘機部隊十個隊、支援戦闘機部隊三個隊、合わせて十三個隊をもって、平時の領空侵犯任務を含めまして防空任務を分担するということで、防空戦闘任務もこの支援戦闘機部隊が持っておるということで、非常にマルチロールといいますか、多目的な航空機であるということをまず御理解いただきたいと思います。 もう一点申し上げますと、日本の地理的特性に絡んだ特性があろうかと思います。
それからさらに、ある地域に来るという場合にも、我々としてはどうしても戦闘機の配置としては防空戦闘機を大体前線に配置をしておかないと、支援戦闘機が前線に出ておりますと使う時期までにやられてしまうということでございますので、どうしても後陣に配置をしておかなくてはいけない。そういう意味で、かなりの航続距離が欲しいというように考えております。 第二番目は、搭載能力であります。
○政府委員(西廣整輝君) ただいま申し上げたように、支援戦闘機といい防空戦闘機といい、防空という任務はあわせ持っておるわけでございますから、その点そう違ったわけではございません。現実に我が国の自衛隊の支援戦闘部隊というものは、かなりの時期防空戦闘機と支援戦闘機というのは同じ機種を使っておったわけです。
○太田淳夫君 今まで日本の戦闘機の生産と開発のいろいろな流れというものを見てみますと、主力の防空戦闘機というのは大体これはアメリカ製の機種のライセンス生産が主でございましたし、あるいは支援戦闘機の方はこれは国内開発による機体で、今日までの航空自衛隊の航空戦力は構成されてきたというふうに、流れがそこにあるんじゃないかと思うんですが、将来もそのパターンで航空自衛隊の戦力を維持していこうとなりますと、当然支援戦闘機
そこで、今回の五カ年計画でも、FSXというものについて決定をして整備に着手しなくちゃいかぬというふうに考えておりますけれども、その際我々としては、やはり相当足の長いものでないと、例えば北海道が仮に攻撃正面でありますと、東北地方ぐらいまでは相手の戦術戦闘機の攻撃範囲に入りますので、防空戦闘機はそういうところに置いておいてもよろしゅうございますが、そういった対艦攻撃をするための戦闘機というものは、より後
私どもといたしましては、最近の軍事技術の向上進歩というものを考慮いたしますと、高高度高速侵入とか超低空侵入といったものの可能性が非常にふえてきているということがございますので、そういった事態を踏まえて考えますと、将来の問題といたしましては、我が国の防空戦闘機が空中において待機をする、空中待機の態勢をとることの必要性がますます増大していくであろうというふうに見通しを立てておるわけでございまして、そういう
しかし、戦車とかあるいは防空戦闘機とか、こういうものは非常に短い距離でしか移動できない、そういうものは一応防御的兵器というふうに概念が整理できると思うのです。そういう意味で、われわれは防御的兵器と攻撃的兵器というものを区分けをしております。 それから第二に、石橋さんのお考えは、守っても守れないのだから、じゃ降伏した方がいいじゃないか、本にそう書いてある。
防空戦闘機も飛べません。それを可能にすることは、現在の状態のもとにおいてはあっと言う間の出来事であると思います。さあ、そこで問題は、もう一度もとに返ります。有事の場合のシーレーンの安全の確保とは何か。これがわからぬわけであります。 で、この航路帯を設けるならばという言葉でありますが、日本のいまのマスコミでの特に新聞は、航路帯を二つに書きます。
たとえば、現在航空自衛隊には防空戦闘機が十個飛行隊、支援戦闘機が三個飛行隊、ナイキのミサイル部隊が五個高射群おります。これも能力を二〇%ふやすという前提で考えますと、決して防空戦闘隊を十二個飛行隊に、ナイキの高射群を六個高射群にする必要はないのであります。たとえば、戦闘機とナイキとの比率を変えることによってでも防空力を強化することはできます。
防空識別圏の方が外にあるところもありましょうし、そういう、つまり防空識別圏とは全く別個にわが国の防空戦闘機の戦闘の要撃能力、具体的に言えば行動半径によりましておのずから決まってきます。わが国の戦闘飛行隊の基地、その基地を中心にした行動半径ということによっておのずから決まってきますので、そのことは防空識別閥のように一定の区域を限っておりません。
たとえば防空戦闘機そのものの航続距離の問題、そういう問題も出てくるわけですね。 そこで、どうもずっとそういう議論を聞いてみますと、やはりどうも目的がはっきりしているのじゃなかろうか。まあ対潜となると、アメリカの潜水艦から防衛するわけじゃなくて、当然これはソビエトが想定されてくる、対空についてもそうじゃなかろうか、そういったことだろうと私は思っておるわけです。
また、大綱では、作戦機、戦闘機、防空戦闘機が約二百五十機体制ですか、くらい考えておられるのだろうと思いますが、それまでの損耗分も含みますと、少なくも来年度以降F15について、百数十機はどんなに見てもなければ大綱の水準に達しないのではないかと、こう思いますが、それだけひとつ御返事下さい。
なお、択捉島には第二次大戦後ずっとミグ17の防空戦闘機の部隊が配備されております。ミグ17の機数は、およそ二十機が配備定数だと推定いたしております。このほかには、軍の部隊ではございませんけれども、国境警備隊が、およそ三千人程度と推定いたしておりますが、配備されておりまして、これは全島に少しずつ配備されているものと思われます。
○宝珠山説明員 ソ連は第二次大戦後、一九六〇年ごろまで、北方領土に地上部隊を一個軍団、それから防空戦闘機部隊を約四十機、これはいずれも国後、択捉を中心とするものでございまして、そのほか国境警備隊を全島にわたって配備しておりました。しかし一九六〇年夏以降は、地上部隊のすべてを本土に引き揚げました。それから一九六六年春には、国後島におりました防空戦闘機部隊の約半分、二十機を樺太に移動させております。
さらに一九六〇年夏までは一個軍団、防空戦闘機四十機等、現在よりはるかに強大な軍事力が存在していたということになっております。 ところで、調べましたら、いままで、二月に撤去要求をされたそれ一遍だけであって、全然そういった抗議はされていないが、これはどういうことであるのか、これが一つ。
○山下国務大臣 国後、択捉両島におきましては、第二次大戦後、一九六〇年でございますから昭和三十五年ですか、昭和三十五年夏ごろまではこの地域に地上軍一個軍団を初めといたしまして、防空戦闘機部隊あるいは国境警備部隊を配備いたしておりましたが、実は昭和三十五年夏に地上軍部隊は本土に撤収しておりました。
あの狭いイスラエルの上空において防空をするなんていう防空戦闘機、いわゆる要撃戦闘機だけの役目をするというわけじゃないのです。あれは。少なくとも相手方へ行って攻撃をして、攻撃能力もあるという判断からイスラエルはあのF15を採用したのですよね。 となりますと、日本の防衛庁は要撃戦闘機オンリーだから、これはもういいんだという——F15はかなり要撃戦闘機としての性能は確かにすぐれております。
その際に、航空機の技術の進歩に伴いまして、今後相当長期間にわたって防空戦闘機、要撃戦闘機として使用にたえるものというような観点からの選択をしたわけでございます。